トイレでスマホ、実はヤバかった話
「トイレに入るとき、ついスマホ持っていく」——そんな人、かなり多いと思います。ながらトイレってやつですね。
でも最近、ちょっと耳が痛い研究が出てきました。
米ベス・イスラエル・ディーコネス医療センターの研究チームが発表した論文によると、トイレ中にスマホを使う人は、使わない人に比べて痔のリスクが46%も高いというのです。むむ、なんででしょう?
なんでそうなるかというと、理由はシンプル。スマホを持ち込むと、トイレに座っている時間が格段に長くなります。研究では、スマホユーザーの約37%が1回のトイレで5分以上座っていたのに対し、スマホを使わない人では7.1%にとどまりました。長く座るほど、肛門周辺の組織への圧力が増す——それが積み重なって痔につながるらしい、ということです。
しかも、トイレ中のスマホ利用で一番多かった用途はニュースやSNSのチェックだといいます。まあそんな感じでしょう。
昔、「本屋に足を踏み入れると、なぜか急に便意をもよおす」ことに「青木まりこ現象」という名前がついてちょっと流行ったことがありましたが、「トイレに入るとなぜか急にSNSをチェックしたくなる」のが今風なんでしょうか。
研究者は「スマホアプリはユーザーを引き込むように設計されているから、時間を忘れやすい」と指摘しています。つまり、「ちょっとだけ」のつもりが気づけば10分…なんてことが、じわじわ体に影響しているかもしれないんです。
対策はシンプル——トイレにはスマホを持ち込まず、用を足すのは数分で済ませるようにしましょう、とのこと。わかってはいるんだけど、難しいですよね。
とりあえず今日から、トイレの前にスマホを置いていく習慣、試してみましょう。
今日はあまり心理学とは関係ない話だったかも。
参考文献
Ramprasad, C., Wu, C., Chang, J., Rangan, V., Iturrino, J., Ballou, S., Singh, P., Lembo, A., Nee, J., & Pasricha, T. (2025). Smartphone use on the toilet and the risk of hemorrhoids. PLOS One, 20(9), e0329983. https://doi.org/10.1371/journal.pone.0329983
