神戸・芦屋・西宮のカウンセリング・かささぎ心理相談室|臨床心理士
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あなたはタイムマシンを開発しました

電車の中吊り広告に、次のような文章がありました。

あなたはタイムマシンを開発しました。
いくらで販売しますか?
値付けの理由も答えなさい。

「実際のインターンシップ課題より」とあるので、就職活動をしている若い人たちが、この質問に答えるのでしょう。

自分だったらどう答えるかとついつい考えてしまいました。

「ぜったい売りません」「過去に戻って万馬券を買って、就活をやめます」なんて答えてしまいそうですが、それでは採用されないですよね、きっと。

みなさんだったら、どう答えますか?

この中吊り広告を見て、ブリーフセラピー(短期療法)の手法のひとつの「タイムマシン・クエスチョン」を連想しました(ときどき使うことがあります)。

「もしもタイムマシンに乗って10年後のあなたを見に行くとしたら、あなたは何をしていますか? どこで誰といて、どんな光景が見えて、何が聞こえますか?」

といったことを尋ねるのです。

こんなことを尋ねて未来を具体的にイメージしてもらうことで、その人のもっている可能性やリソース(資質や資源)、変化に向かう力が引き出されるのです。

想像のなかで未来の自分と対話してみると、可能性や気づきがもっと広がるかもしれません。

 

【参考文献】

黒沢幸子 『タイムマシン心理療法―未来・解決志向のブリーフセラピー』日本評論社、2008年

 


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