「気」と心理臨床——身体感覚を臨床に活かす技術——


このたび、黒木賢一先生をお招きして
「気」と心理臨床——身体感覚を臨床に活かす技術——
というテーマで、ワークショップを開催することになりました。
黒木先生はトランス・パーソナル心理学のスペシャリストであると同時に、
開業心理臨床においても長い経験をお持ちです。

セラピストが、何かを感じたり抱えたり響かせたりする器としてどう自分を使うことができるか。今回のワークショップでは、「気」という視点から、
日々の臨床に身体感覚を活かすための方法を体験的に学びたいと考えています。

「気」というと東洋医学や気功の言葉で、心理臨床とはあまり関係ないのでは?
と思われるかもしれません。
しかしフォーカシングで言うところのフェルト・センスや、
イメージや動作を媒介としたセラピーなどともつながる、古くて新しい方法です。

ご参加をお待ちしています。

◇ワークショップ概要

*日 時:3月18日(日)午後1時30分~4時30分
*場 所:かささぎ心理相談室
*定 員:10名
*参加費:5000円(当日ご用意ください)
*対 象:心理臨床(精神療法)に携わる専門家、心理臨床を学ぶ大学院生
*申込み:メールでお申し込みください(お名前、ご所属、ご連絡先を明記してください)。定員になった際には、こちらでお知らせいたしますので、一度ご確認いただいてからご連絡ください。

定員となりましたので締め切らせていただきます。ありがとうございました。

参考文献ほか:
黒木賢一「気のトランスパーソナル心理療法」『トランスパーソナル心理療法入門』諸富祥彦編、日本評論社、2001年
黒木賢一『“気”の心理臨床入門』星和書店、2006年

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