神戸市そばの臨床心理士によるカウンセリング|かささぎ心理相談室

神戸市近郊で臨床心理士によるカウンセリングをお探しの方へ

かささぎ心理相談室は、JR芦屋駅から徒歩5分、神戸、西宮からもアクセスしやすいところにあるカウンセリングルームです。医療や教育など、幅広い領域で、専門的な経験を重ねてきた臨床心理士が、うつや不安、家族・人間関係の悩みや傷つき、「自分に自信がない」「生きづらい」といった悩みまで、カウンセリング・心理療法を行なっています。

かささぎ心理相談室は、複数の臨床心理士によって共同経営されているカウンセリングルームです。

カウンセラーはいずれも、大学院で専門的に学び、医療(精神科や心療内科など)や教育(小学校、中学校、高校、大学)、福祉といった幅広いフィールドで10年~20年の臨床経験を積んできました。

目の前の問題の解決のみならず、その人らしく自信と自己肯定感をもって生きていくことができるようサポートします。

人は、誰でもその人らしく生きていきたい、自己実現したいという望みをもっています。

でも「現実に適応する」ために、自分の気持ちを呑みこんだり、回りの期待や要求に応えなくては生きていけない、ということも確かに多いのです。

「外向きの適応」ばかりをがんばってしまうと、心がだんだん干上がってきてしまいます。

心の奥深くを流れる水脈との通路が埋まってしまうのです。

完全予約制のプライバシーが守られた場で、ゆっくりと丁寧にお話をうかがいながら、あなたに適したオーダーメイドのカウンセリングを提供します。

ご相談内容

悩みがあるものの「こういった困りごと、悩みごとを果たしてカウンセラーに話すのが適しているのか」「カウンセリングで扱っている相談内容って、何なんだろう」と思う方もいらっしゃるでしょう。

かささぎ心理相談室には、次のようなご相談で来談される方が多くいらっしゃいます。

カウンセリングで対処できる悩みや問題は、メンタルヘルスに関することから人間関係、生き方まで多様です。

小学生から高齢者まで、来談される方の年代もさまざまです。割合としては女性の方が多くいらっしゃいますが、各年代の男性からの相談もあります。

ライフサイクルと悩みごと

心が干上がってしまうと、外からは「うまくやってるじゃないか」「なんの問題もない」と見えても、「生きづらい」「息苦しい」「私らしく生きることができていない」と感じます。

外的適応はよくても、内面では強い抑うつ感情や虚しさ、「生きる意味が分からない」といった苦しみを体験している人は多いのです。「自分に自信がない」と感じ、自己肯定感や自己評価も定まりません。

なんとなく「意欲が出ない」、「やる気がない」と感じる人もいます。

ユングの著作に『人生の午後三時』という本があります(今は、『無意識の心理』というタイトルで人文書院から復刻出版されています)。

人生の長さを「一日」と喩えると、「午後三時」は中年期になります。一日がんばって働いてきて、ちょっと一息ついて三時のお茶でも飲もうかといったあたりですね。

朝(若いころ)はがむしゃらに勉強したり、働いて日々を過ごします。お昼ごろになると、仕事が充実してくる人もいれば、家庭をもって子育てに没頭する人もいるでしょう。

こうしたときは、いわば「自分をつくる」「自分を築く」時期だと言えます。心理学的に言えば「自我やアイデンティティを形成する」時期です。仕事も家庭もそれなりに形になって、これから先のこともなんとなく見通せるようになります。

「まあ世間的に見れば、それなりに幸せな人生と言えるんじゃないか」と考えることだってできるかもしれません。

あるいは、こうした時期になんらかの困難が人生に生じて、悩んだり、苦しんだりすることもあるでしょう。

青年期の人とのカウンセリングでは、「自立」や「自分らしさ」、友人・仕事関係や恋愛といったことがテーマになることが多いと言えます。

人生のステージによって、悩みごとや課題、テーマも少しずつ違ってくるわけです。

結婚や出産、子育てなどが「悩みごと」として図に上がってくることもあります。

あるいは、事故に遭う、家族や自分が病気になる、突然失業する、離婚や浮気、不倫などの夫婦関係の危機、子どもが不登校になる、そういった思いがけない出来事で、人生を立ち止まらざるを得ないこともあるでしょう。

また、人生の午後三時をまわって、ふと「私の人生、これでいいんだろうか」と思うこともあるのです。なんとなく憂うつな気分が続いたり、むなしいと感じることもあります。

うつ病やパニック障害といたメンタルヘルスの問題が、実はその人の人生の意味や生き方と関わっていたと、カウンセリングの過程でわかってくることも意外と多いのです。

昔から言われている「厄年」というのは、たいてい30代~40代だと考えられることが多いのですが、ただ外から災いがふってくると捉えるよりは、「人生の後半をどのように生きるのか」と考えなおす時期と見た方がいいのではないでしょうか?

人生前半の課題は、「目指す大学に入る」「なりたい職業につく」「仕事で○○を達成する」といったように、目標が比較的はっきりしていることが多いでしょう。

ところが、人生後半、午後三時からの課題には「正解」というものはありません。

「どう生きるのが自分らしいのか」「私にとってのほんとうの幸せとは何か」といった問いには、できあいの答えや借り物の回答ではしっくりこないでしょう。

こうした問いの答えを探すためには、一人一人が自分の内面を見つめて掘り下げて、もう一度、地下深くの水脈につながらなくてはならないのです。

「ほんとうにここから水がでるのだろうか」と不安を抱えながら、一人で孤独に井戸を掘る作業に似ているかもしれません。

あるいはカウンセラーとともにこうした心の作業にとりくむこともできます。

カウンセラーは、ときにはあなたといっしょに井戸の底に降りて穴を掘る手伝いをします。またときには、穴の上でしっかりと命綱を握って見守るような役割を担います。

カウンセラー

明石 加代 (臨床心理士・公認心理師)
久松 睦典 (臨床心理士・公認心理師)
山口 修一朗  (臨床心理士・公認心理師)

→カウンセラーの紹介

顧問

横山 博  (精神科医師・ユング派分析家・医療法人神甲会隈病院)

開室日・時間

開室日:月〜土
午前:10時〜13時
午後:14時〜18時
18時以降のご相談は、担当者にお問い合わせください。

カウンセリングの料金

料金:8000円(50分)、初回は90分8000円。
各種保険は適用されません。各回ごとに担当者に直接お支払いください。

アクセス

〒659-0067 兵庫県芦屋市茶屋之町1−1 第一ブラウンビル4-A

JR芦屋駅から徒歩3分
阪急芦屋川駅から徒歩10分
阪神芦屋駅から徒歩10分

神戸、西宮、尼崎から、あるいは大阪、宝塚や明石などからも来室していただいています。

*当室に駐車場はありません。近くのコインパーキングをご利用ください。

→ google map

芦屋駅からのアクセスと相談室の様子

芦屋・神戸・西宮のカウンセリングルームかささぎ心理相談室までの地図

神戸・芦屋・西宮のカウンセリングルーム「かささぎ心理相談室」のカウンセリングに関心をもってくださった方は、「カウンセリングについて」をお読みください。

ご相談やお問い合わせもお気軽にどうぞ。

お待ちしています。

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