人間関係の悩みやメンタルヘルスの問題の解決に向けたカウンセリング(神戸・芦屋)

生きるとは、わたしの物語をつむぐこと。

人生という旅路において、私たちはさまざまな困難と出会います。手を尽くして、なんとか乗り越えられることもあるでしょう。でも、自分なりに努力しても、空回りばかりでうまくいかないことだってあります。

それは、もしかしたら、自分の物語を生きているつもりで、誰かの物語を生きさせられているからかもしれません。
少し立ち止まって、鵜呑みにしてきた他人の価値観を横に置いてみましょう。そして、私たちといっしょに、あなたが「本当のところ、何を感じていてどうしたいのか」というこころの声に耳を傾けてみませんか?

それが、あなたの人生の物語のはじまりです。

神戸のカウンセリング

相談室(カウンセリングルーム)について

「かささぎ心理相談室」では、臨床心理士によるカウンセリングや心理療法、心理テスト、グループカウンセリングなどのサービスを提供しています。

神戸・三宮方面からもアクセスしやすい、JR芦屋駅そばのカウンセリングルームです。

カウンセラー(臨床心理士)

かささぎ心理相談室には、医療や教育などで10~20年の経験を積んだ複数のカウンセラーが在籍しています。

いずれも、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会による臨床心理士資格を持っています。

→カウンセラーの紹介

ご相談していただける悩みや問題

カウンセリング・心理療法でご相談していただくことができる悩みや問題は、「メンタルヘルスの問題」「人間関係の悩み」「性格や考え方、生き方」という3つの領域に分けることができます。

それぞれについて、簡単に説明します。

メンタルヘルスの問題

精神疾患やストレスなどのメンタルヘルスの問題に関するご相談です。

精神科や心療内科に通いながら、臨床心理士によるカウンセリングを活用される方も増えています。

医療機関と連携しながらカウンセリングを行なうことで、「人間関係が改善する」「薬に頼る以外の対処スキルが身につく」「再発のリスクが減る」といったメリットが得られるからです。

*現在、精神科・心療内科に通院中の方でカウンセリングを希望される場合は、一度、主治医の先生に相談してみてください。カウンセリングが適していない病状や時期もあります。

*医療機関からの紹介状をもらってきていただけると、連携がスムーズになります。

 

人間関係の悩み

私たちの苦しみの多くは、人間関係から生じています。

身近な人たちとの関りしだいで、ひどく傷ついて自信をうしなうこともありますし、逆に幸せを感じることだってあるでしょう。

自己肯定感や自尊心もまた、身近な人たちに自分を承認してもらうなかで育まれてきます。

親やきょうだい、夫婦、子供など、身近な人々との関係の傷つきやこじれ、学校や職場でのいじめ・ハラスメントなどの問題は、それ自体大きなストレスとなりますし、さまざまな心身の問題を引き起こすこともあります。

神戸のカウンセリング

性格や考え方、生き方

自分自身の性格や価値観をふりかえって、人生で何を大切に生きていきたいかといったことを考えるために、カウンセリングを活用される方もいます。

カウンセラーは、来談される方がご自分の内面を深く見つめながら、人生の意味や目的を見出していく作業に伴走します。

 

かささぎ心理相談室のカウンセリング

臨床心理士による専門的な支援

かささぎ心理相談室のカウンセラーは、大学院で専門的な訓練を受けた後、医療や教育などの領域で、臨床経験を積み重ねてきた臨床心理士です。

臨床心理士には、守秘義務をはじめとして来談された方の権利を守るための倫理要綱にしたがっています。個人情報は、ご本人の許可なく第三者に伝えることはありませんので、安心してご利用下さい。

(参考:臨床心理士とは

 

その人らしく、より豊かに生きるためのオーダーメイドのカウンセリング

悩みや症状は、苦しみの原因というだけではありません。そこには、あなたがあなたらしく生きていくためのヒントも秘められています。

困難を乗り越えるということは、以前の状態に戻るということではないのです。

私たちは、来談される方がより豊かな人生や、心の成長を手に入れられるよう心がけてカウンセリングを行っています。

「自分のことを話したい」

「聞いて欲しい」

という方には対話によるカウンセリングを。

「話すのは苦手」

「絵やイメージで表現するのが好き」

といった方には、夢分析やアートセラピー、箱庭療法などを用いて、できるだけお一人お一人にあったオーダーメイドのカウンセリングサービスを提供します。

 

人生の物語をつむぎなおす

そのために、私たちが大切にしているのが、「対話」と「物語」です。

人生において、私たちはさまざまな困難と出会います。
傷ついたり、何かを失うという体験によって、〈わたし〉の物語は大きくゆらぎ、ときに損なわれてしまいます。その結果、生きていることの意味や方向性が、実感できなくなってしまうことがあります。

また、「こうすべきだ」「できない私はだめだ」といった考えに縛られて、不自由さや息苦しさ、自信のなさを感じる人もいるでしょう。

それはもしかすると、自分の物語を生きているつもりで、誰かの物語を生きさせられているのかもしれません。他人の価値観を鵜呑みにすると、自分の本当の気持ちはどこかに押し込められてしまい、その結果、物語はゆがんだり、硬直したり、力をなくしたりして、その人の「いのち」にそぐわないものになってしまいます。

そんなときには、物語を織りあげている糸を少しほどいて、もう一度つむぎなおすことで、過去と現在をつなぐ道筋を再び見けていかなくてはいけません。

体験した苦しい出来事を、自分のこととして、自分なりに納得していくことも大切です。

語りにくいことや語りきれないこと、受け入れがたい出来事などを、なんとか織り込んで〈わたし〉の物語を語りなおすには、安心できる聴き手との対話が役に立ちます。

神戸のカウンセリング

カウンセリングの効果

これまでのさまざまな研究の積み重ねで、カウンセリング・心理療法は、来談された方の苦しみを軽減する効果があることが確かめられています。

共通する効果としては、次のようなことが挙げられます。

荷下ろし、カタルシス

「カタルシス」という言葉はもともとギリシャ悲劇で「精神の浄化」を意味する言葉でした。

誰にも打ち明けられずにひとりで抱えていた悩みを、信頼できる人に話すことで、気持ちがほっとしたり、元気を取り戻せたという経験は、どなたもお持ちではないでしょうか。

カウンセリングの効果のひとつにこの「カタルシス」あるいは「悩みの荷下ろし」が挙げられます。

重たい悩みを荷下ろしして、一休みすることで、また自分で歩き出す勇気と元気を取り戻すことができます。

問題の整理

荷下ろしの後、荷解きをします。

そして、悩みや問題を並べてみることで、心の整理ができるでしょう。

少し離れて眺めることができると、全体の見取り図が見えてきます。

「私の悩みや気がかりは、こういうことになっていたのか」

と俯瞰できると、次に何をすればいいのかもわかるでしょう。

 

対処と問題解決

問題や関係を眺めることができると、そうした事態に対処しやすくなりますし、また問題解決や決断を行ないやすくなります。

また、すれちがったり、こじれていた人間関係が修復されることで、問題が解決したり、精神疾患が回復することも多いのです。

洞察と自己肯定感

自分をふりかえることで、自身の感情や価値観が見えやすくなります。

自分を受容できるようになると、自己肯定感や自己一致を得やすくなると思います。自分の考え方や価値観が分かると、それが極端だったり、現実ばなれしているときには、現実と折り合いがつくように調整しやすくなります。

また、自分が何を大切に生きていきたいかがはっきりすると、人生に関する指針や地図を手に入れることができます。

カウンセリングや心理療法の「効果」については、次の記事もご参照ください。

カウンセリングの効果と副作用、あるいは共通要因について

 

カウンセラーの探し方、選び方

もしかすると、いくつかの相談機関やカウンセリングルームを比較しているところかもしれませんね。

ご自分に適したカウンセラーを探すのは、なかなか難しいことです。

どこに相談すればいいかでお困りの方は、

相談先はどこ? 失敗しないカウンセラーの探し方、選び方

をお読みください。

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