JR大阪駅から15分のカウンセリングルーム|臨床心理士
大阪にもたくさんのカウンセリングルームがありますが、芦屋のかささぎ心理相談室には大阪からもたくさんお客さんにきていただいています。
「家からちょっと離れている方がいい」
「通学や仕事で神戸方面に馴染みがある」
「梅田や新大阪は、人がたくさんいるから」
といった理由で、芦屋まで足を運んでいただいています。
Contents
カウンセラーに相談できること
「こんなことを相談していいんだろうか」「自分の悩みや困りごとに、ちゃんと対応してくれるカウンセラーだろうか」といった心配をお持ちかもしれません。
カウンセラーに相談できる内容は、大きく分けて
- メンタルヘルス(心の健康)に関する問題
- 人間関係の傷つきや悩み
- 性格や考え方、生き方の悩み
の3つにわけることができます。まずは、「カウンセラーに相談できること」を挙げてみます。
メンタルヘルス(心の健康)に関する問題
ストレスやうつなど、心の健康に関する相談がまず挙げられます。
- うつ病の再発を予防したい、性格やライフスタイルなどの根本から改善したい
- 不安障害・パニック障害(急に苦しくなる、突然の吐き気やふるえ)などの不安を自分でコントロールできるようになりたい
- 意欲が出ない、イライラ、焦燥感などを改善させたい
- 対人恐怖、社会不安障害、あがり症や赤面恐怖などを治したい。人の視線が気になる。人前で緊張する。人に嫌われるのが怖い。
- 引きこもりから脱したい(対人不信感、自信喪失、警戒心が強い)
- 事故や事件、災害によるトラウマ・PTSDを克服したい。嫌な記憶、フラッシュバックに悩まないようになりたい
- アルコールやギャンブルなどへの依存症。やめたいけれどやめられない
- リストカットなどの自傷行為をやめたい
- ストレスへの対処法を身につけたい
- 怒りのコントロール(アンガー・マネジメント)
- 発達障害(アスペルガーなどの自閉症スペクトラム、ADHDなど)による生きづらさを改善したい
- 過食や拒食などの摂食障害を克服したい
- 強迫性障害(潔癖性、確認癖)に悩まされないようになりたい
- 自己臭恐怖
- 恐怖症(動物、高所、広場、閉所、会食など)
- 身体醜形障害(醜形恐怖)
- パーソナリティ障害(境界性パーソナリティ障害、自己愛パーソナリティなど)
- 解離性障害・解離性同一性障害(多重人格)
- 双極性障害
- 心身症
カウンセリングルームでは、投薬治療は行うことはできませんので、特に精神科的なサポートが適している方は、近隣の病院やクリニックなどを紹介しています。
また、精神科や心療内科に通いながら、臨床心理士によるカウンセリングを活用される方も増えています。
カウンセリングと心療内科、精神科の違いもご参照下さい。
医療機関と連携しながらカウンセリングを行なうことで、「人間関係が改善する」「薬に頼る以外の対処スキルが身につく」「再発のリスクが減る」といったメリットが得られます。
人間関係の傷つきや悩み
私たちは、親密な人々との人間関係がうまくいっているかどうかに大きく影響されて生きています。
ひどく傷ついたり、自信を失うこともあれば、ちょっとしたことで幸福を感じたりするのです。自己肯定感や自尊心もまた、家族などの身近な人たちに自分を承認してもらうなかで育まれてきます。
私たちの悩みや苦しみの原因の多くも、人間関係に起因しているのです。
- 子どもについての悩み(不登校、引きこもり、いじめ、反抗期、問題行動など)
- 夫婦関係についての悩み(不和、離婚、DV、浮気、価値観の違いなど)
- 恋愛・パートナーシップについての悩み(DV、不倫、結婚など)
- 学校や職場での人間関係(いじめ、パワハラ、モラハラ、セクハラなど)
- 親子関係についての悩み(不和、価値観の違い、「毒親」など)
- アダルトチルドレン(過度な義務感、他人優先、感情を出せないなど)
- これまでの人生における人間関係の影響
親やきょうだい、夫婦、子供など、身近な人々との関係の傷つきやこじれ、学校や職場でのいじめ・ハラスメントなどの問題は、それ自体大きなストレスとなりますし、さまざまな心身の問題を引き起こすこともあります。「自分はアダルトチルドレンだ」と気づいて来談される方や、虐待の影響や喪失体験を乗りこえたいとカウンセリングに来られる方もいます。
性格や考え方、生き方
自分自身の性格や価値観、人生の目標について考えたいと来談される方もたくさんおられます。
- 将来の不安
- 孤独感・孤立感
- どんな職業についていいかわからない
- どう生きたいか、何をしたいかがわからない
- 自分に自信がない
- 劣等感・コンプレックスが強い
- 自己否定・自己嫌悪・自分が嫌い
- 罪悪感が強い
- 自分には価値がないと感じる
- 心配性・不安症
- 生きる意味が分からない
- 自分が自分でないと感じる
- 「自分がない」と感じる
- 感情を表せない、自分の気持ちがわからない
- 人の目を気にしすぎる。
- 何をしても虚しい・虚無感
- 「死にたい」「消えたい」
- 自分を変えたい
- 物事をつい先延ばしにしてしまう
- 今の自分は自分らしくないと感じる
- 失敗を恐れて決断を避けてしまう
- もっと自分らしく、能力を発揮して生きていきたい
- 自己実現
こうした実存的な悩みや苦しみは、できあいの答えでは埋められません。その人自身が、内面を深く見つめながら何らかの意味や物語を見出していくしかないような問題です。カウンセラーは、そうした作業に伴走する役割を担います。
また、芸術家や研究者など、創造的な活動をされている方がよりクリエイティブに生きるためにも、心理療法が有用なことがあります。
カウンセリングの特徴
かささぎ心理相談室は、医療や教育などの領域で10年から20年にわたる臨床経験を積んできた臨床心理士が、共同経営しているカウンセリングルームです。
カウンセラーは、ユング心理学の人間観をベースにもち、そこにさまざまな知識や技法を取り入れてきました。ユングは、症状や問題は、単に取り除けばいい障害なのではなく、その人がこれから成長し、自己実現していくための変化の芽でもあると捉えました。
私たちは、対処療法や目の前の問題の解決だけでなく、自信と自己肯定感をもって生きていけるようサポートします。
「うまく話せないのでは」
「ちゃんと整理できていなくて・・・」
とおっしゃる方もおられますが、上手にまとめようとされなくても大丈夫です。
カウンセリングの効果
「カウンセリングといっても、具体的に何をするのだろう。ただこちらが話すだけなのか? それでどんな効果があるのだろう」
こんな疑問を持つ方もたくさんいます。
テレビドラマに臨床心理士が登場するような時代になり、
「カウンセラーは話を聞いてくれる人らしい」
といったイメージは、かなり共有されるようになってきました。
でも「ただ聞くだけなのか? 他にどんな方法で助けてくれるのか」「効果があるのか?」「どんな効果が得られるのか?」といったことは、あまり知られていません。
「よくわからないことに高い料金を支払って、プライベートなことを打ち明けるのは抵抗を感じる」
とおっしゃる方もいます。当然の抵抗感や心配だと思います。
▷カウンセリングの効果とは? 副作用はあるの? 4つの共通要因と心理療法の統合
では、カウンセリングの効果についての、臨床心理学におけるこれまでの議論や研究を紹介しています。
では、滝川一廣先生の「心理療法の基底をなすもの―支持的心理療法の場合―」という論文を取り上げて、「日常のなかでの悩みの解決」の中の〈時間〉〈人〉〈努力〉の三つの要素について書きました。
自分に合った信頼できるカウンセラーの探し方
同僚の看護師さんに「神戸あたりでいいカウンセラーやカウンセリングルームを知らない? 知り合いに紹介したいんだけど、カウンセリングって敷居が高いし、どこがいいのか分かりにくいじゃない」と聞かれることがありました。
「かささぎ心理相談室も神戸から近いですよ」とちょっと宣伝もして、いくつか知っているカウンセリングルームを紹介しました。
確かに、カウンセリングではプライベートな悩みを話すわけですから、安心して心の内を打ち明けられる信頼できるカウンセラーを探したいですよね。
「○○あたりで、おすすめのカウンセラーはだれ?」「評判のいい相談室が知りたい」「こういう相談はどこに行けばいいのか」なんて聞かれることがときどきあります。どうやって、あなたに合った信頼できる相談先を見つけたらいいのでしょうか?
主治医におすすめのカウンセラーを聞いてみる
もしかかりつけの病院があれば、主治医に尋ねてみるという方法があります。精神科や心療内科のドクターであれば、信頼できるカウンセラーを何人かは知っていることが多いでしょう。
カウンセラー宛の紹介状を書いてもらえるのであれば、スムーズに連携することができるでしょう。
病院の看護師さんやソーシャル・ワーカーなどに尋ねてみてもいいかもしれません。「知り合いの看護師さんに聞いて申し込みました」と言って来談される方もいます。
カウンセラーに尋ねる
カウンセラーのことはカウンセラーに聞いてみるのがいいのも事実です。カウンセラーをしている、あるいはカウンセリングを勉強している知り合いがいたり、子どもが通っている学校にスクールカウンセラーがいる、というようなことがあれば、「評判のいいカウンセラーを知らないか」と尋ねてみるのも方法の一つです。
公的な機関の相談を何度か利用してみて、より深く自分のことを見つめてみたいと思ったときに、そちらで紹介してもらえることもあるでしょう。
また、現在は大学の相談室に通っているのだけれど、もうじき卒業するので民間のカウンセリングルームを探したい、といったときにも、やはりまずは今の担当カウンセラーに聞いてみるのが最もいいでしょう。
知人や友人、学校や職場の関係者に聞く
知人や友人で、カウンセリングを利用したことがある人を知っていれば、その人に尋ねることもできます。ただ、カウンセラーの得意分野や相性などもあるので、お知り合いにとっていいカウンセラーだからといって、あなたにも適しているとは限りません。
それでも、口コミはひとつの目安となるでしょう。
学校や職場の関係者に聞いて、有益な情報を得られることもあります。また、大学の心理学関係の先生に聞いてみるのもいいかもしれません(心理学と言っても、いろんな領域があるので、「臨床心理学」が専門の先生であれば最もいいでしょう)。
インターネットで検索する
googleやyahoo!などで、「カウンセリング、神戸」といったキーワードで検索すると、たくさんのカウンセリングルームがヒットします。それぞれホームページをもっているので、カウンセラーの考え方や特徴などを読み比べてみるというのが、わりと一般的な「カウンセラーの探し方」でしょうね。
ただ検索で上位にヒットしたからいいカウンセラーというわけでもないので、「たくさん情報はあるけど、どうやって選んだらいいのか」ということが分からずに、かえって迷ってしまうかもしれません。
日本臨床心理士会のサイトにある、臨床心理士に出会うにはというページでは、地域や心の課題などを指定して、臨床心理士に相談できる場所を検索することが可能です。また、『臨床心理士に出会うには』という同じタイトルの書籍にも、全国の臨床心理士の情報が掲載されています。
その他、民間のディレクトリ・サイトでカウンセラーを検索することができるものもいくつかあります。利用者の口コミを見ることのできるサイトもいくつかあります。
こちらは、正直なところ、「玉石混合」といった印象が強いので(かささぎ心理相談室も、いくつか登録してるんですけど)、下で述べるようなポイントを押さえて、ご自身でよく検討する必要があると思います。
「電話帳などで見る」「広告で探す」という方法もありますが、今ではネットで検索する人の方が多くなってきたかもしれません。